最近はその機会が減っているといわれる「接待」も、実は「会合」という形で残っているともいわれています。会合とは名ばかりで、「これは接待では?」と思う飲みの席に、多くの人が参加した経験はあるのではないでしょうか。経験がないという人でも、いつその機会が訪れるかわかりません。そこで今回は、接待や会合において間違えやすいフレーズを、マナーコンサルタントの西出ひろ子さんの著書「かつてない結果を導く 超『接待』術」(青春出版社刊)からチェックしておきましょう。
●相手を褒めるとき
NGフレーズ:「部長はゴルフがおできになるんですね/部長のゴルフの腕はたいしたものですね」
OKフレーズ:「部長のゴルフの腕前は、素晴らしいです」
NGフレーズ:「そのアイデアもいいですね。/そういう考え方もありますね」
OKフレーズ:「ここまでは考えが及びませんでした。目のつけどころが違いますね!」
●お酒を断るとき
NGフレーズ:「私、飲めないんです(お酒)」
OKフレーズ:「恐れ入ります…。わたくし、不調法ですので、どうぞ、○○さん。(逆に注ぐ)」
いずれも、よく使ってしまいそうなフレーズばかり。接待はまだ生き続けており、ビジネスに大いに活用されています。ちょっとしたことですが、覚えておくだけでグンと好印象になりそうですよ。