大晦日の風物詩である「NHK紅白歌合戦」。今年は紅白あわせて10組が初出場を果たし、11月16日の記者会見で抱負を口にした。そのなかに報道陣を呆れさせたバンドがいたというのである。芸能記者が当日の様子を語る。
「やんちゃなイメージもある3人組バンドの『WANIMA』や、発言の危うさで知られる『エレファントカシマシ』の宮本浩次は、意外にも記者会見では好評でした。WANIMAはお揃いの白いスーツを着用し、『めちゃくちゃ夢あるなと思いました』と嬉しさ爆発。宮本は『本当に夢でしたから。今日は喜びをかみしめたいと思っております』と殊勝な口ぶりに加え、『歌合戦ですから勝ちに貢献できれば』とNHKが喜びそうなコメントを繰り出していました」
このように白組のバンドは喜びあふれる様子で報道陣からの注文にもノリノリで応じていたが、対する紅組のバンドはかなり様子が違っていたようだ。
「ガールズバンドの『SHISHAMO』はフォトセッション時に報道陣から『手を振ってください』と声を掛けられるも、かたくなに拒否。笑顔がぎこちないのはしょうがないにしても、硬い表情で手を下ろしたままではまるで謝恩会の集合写真ですよ。絵にならないため報道陣もしつこくお願いしたのですが、最終的には関係者から『無理です』と言われる始末。これには『何様?』との声も漏れていましたね」(前出・芸能記者)
おそらく独自の世界観を貫きたかったというより、錚々たる顔ぶれの中で緊張してしまったのだろう。よもや紅白の本番でもこんなガチガチの表情にならないよう、気をつけていただきたいものだ。
(浦山信一)