若い女性から人気のアンダーウェアをメインにファッションアイテムを販売するピーチ・ジョン。旬な女性タレントをカタログ表紙に起用することでも有名だ。最新号のカタログでは紗栄子がバレリーナをイメージさせるアンダーウェア姿で表紙を飾っているのだが、それと連動したARアプリ「PJ‐AR3」では、お笑い芸人・ハリセンボンの近藤春菜が紗栄子とよく似たバレリーナ風スタイルで登場している。
「このアプリでは、カタログの表紙になっている紗栄子を違う角度から見た画像や動画を見られたり、紗栄子が着用しているアンダーウェアの色を変更できたりするもの。その中でシークレット・ミューズとして起用されているのが近藤春菜です。画像によって閲覧者数がわかるため、紗栄子にとっては厳しい現実が突きつけられています」
と声を潜める広告代理店関係者が続ける。
「紗栄子の画像の閲覧数より、近藤の画像の閲覧数のほうが5倍以上多いと言われています。商品購入が目的ではない人も『ローラや小嶋陽菜が表紙を飾るようなピーチ・ジョンに、あの近藤春菜がどんな感じで出ているのか』『紗栄子より近藤春菜が見たい』と思うのでしょう」
押尾学事件が起きた六本木ヒルズの部屋の名義が、ピーチ・ジョンの初代社長・野口美佳だったことを忘れてしまった人は多いだろう。7年前からピーチ・ジョンは大手衣料品メーカー、ワコールの子会社。モデル起用の基準も大きく変化したようだ。