イメージが良すぎることが仇になった!?
松坂桃李の主演映画「不能犯」が2月1日より全国公開される。昨年12月21日に行われた完成披露試写会で松坂は「自分自身が愚かだなと思うこと」についてトークを展開したのだが、普段のキャラからは想像もつかないようなダークな内面を垣間見せた。
松坂は「交差点あたりを歩いてて、あそこってスケボーやってる人いるんですよね。シューっと、こう危ない感じで。あー危ねぇなーって思いながら歩いて見てて」と、街中でスケートボードに乗る危なっかしい人をついつい見てしまうと告白。そんな時に松坂は「転ばねぇかなぁ。転べ転べ、おー、転べ。はい!転んだー。よっしゃー!」と、転ぶことを念じ、実際に転んだところを見て、心の中で快哉を叫んでいると話した。この意外な一面に、共演者たちからも「ワルっ!」「ちょっと邪悪ですね」と、驚きの声が上がったのだ。
松坂自身もそんな自分に「あ、いかんなと思いました。その瞬間に」とすぐに我に返ったというが、普段の松坂からはかけ離れた邪悪な一面が開陳されたとあって、この話が情報番組などで伝えられると「え、普通に怖いんだけど…」「心優しい好青年だと思ったのに、そんな人だったの?」「ちょっと引きました」などと衝撃を受けた女性ファンも多かったようだ。
「松坂は同映画で、マインドコントロールで人を殺害することができる殺人者という役を演じていますから、その役に寄せたアピールだったのかもしれません。仮にこれが松坂の本性だったとしても、迷惑行為をする人間に対して似たような感情を抱くことは誰しもあること。ですが、元々のイメージが良すぎる松坂だけに、そのギャップにショックを受ける人もいたのでしょう」(エンタメ誌ライター)
イベントでのちょっとした発言が、ここまで話題となるのも注目されている証拠。「不能犯」で松坂がどんなダークな人間に扮するのか、興味津々だ。
(本多ヒロシ)