元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が立ち上げた「新しい地図」の初製作映画「クソ野郎と美しき世界」が、4月6日から全国86館で2週間限定公開される。ジャニーズ事務所退所以降、SMAP時代にはありえなかった活動を展開している3人。なかでも草なぎは、上手にプライベートを切り出して話題につなげていると評判だ。
退所前の2017年5月、愛犬くるみちゃんの散歩中に地べたに座り込んでいるシーンが写真週刊誌に掲載されたのは記憶に新しいが、それを逆手にとって10月には愛犬と「おじゃMAP!!スペシャル」(フジテレビ系)に、11月には「72時間ホンネテレビ」(AbemaTV)に出演。今やくるみちゃんは草なぎのツイッターの常連だ。
しかし、くるみちゃんが草なぎ宅にやってくる前、稲垣吾郎とひと悶着あったという。
「稲垣はもともとフレンチブルドッグが好きで、知人が飼っていたこともあってかなり詳しかった。友達のために一緒にブリーダーを探してあげたこともあるそうです。草なぎがフレンチブルドッグを飼いたいと言いだしたときもあれこれアドバイスし、ブリーダーの友人に『僕の大事な友達が飼いたがっているから、かわいいワンちゃんが見つかったら教えてね』とお願いしていた。ところが草なぎはそんな厚意をないがしろにするように、稲垣の知らぬ間に飼い始めたとか(笑)。稲垣はいい気持ちがしなかったそうです」(エンタメ誌ライター)
飛行機に乗せてはいけない、難産のため帝王切開が基本、皮膚病になりやすいなど、フレンチブルドッグに詳しい稲垣。それをさりげなく伝えようとすると、草なぎは「別に吾郎さんから聞かなくてもいいんだけど」という雰囲気を醸し出すのだとか。そんなこともあり、今では、何事もなかったかのように互いが振る舞っているとか。
「そんな経緯をくるみちゃんが感じとったのか、稲垣が初めて抱っこしたときにいきなりガブリと腕を噛んだそうです。といっても甘噛みなのですが。草なぎは懲りずに『将来くるみちゃんに子どもが産まれたら、吾郎さん飼ってよ~』と言ってくるそうで、稲垣に相談したことなど、すっかり忘れているみたいですね」(前出・エンタメ誌ライター)
ただ、愛犬と暮らすようになって以来、草なぎはときに慈父のようなやさしい顔を見せることがあるという。
(北村ともこ)