TBSの看板アナウンサーの1人、安東弘樹アナが3月末で退社し、芸能プロダクション「キューブ」に所属することがわかった。
安東アナは2月9日、金曜パーソナリティーを務めている同局のラジオ「たまむすび」で、自身の退社について書かれた記事を紹介し事実と認めた。退社理由については、現役アナウンサーであり、アナウンス部次長という“マネジャー”も兼任し、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の選考委員を務めるなど多忙な中「すべての業務が他の人に迷惑をかけなければできなくなってきた。限界を感じてきて、すべてを中途半端なままであと10年続けることはできないと思った」と語った。
この決断にネット上では「安東アナに需要あるの? TBSに在籍していた方が良いのでは…」「安東はフリーで通用するとは思えない」など、今後の活動を不安視する声が相次いでいる。
芸能ジャーナリストは「アナウンスだけでなく、俳優の線も狙っているのでは?」と推測する。
「安東アナが在籍するプロダクションは、古田新太や生瀬勝久、山西惇や大倉孝二など演技派俳優が多く所属しています。そんな彼らのバーターで、チョイ役から演技の世界にシフトすることは考えられますね。知名度としては十分にありますから」
孔子曰く「四十にして惑わず、五十にして天命を知る」の通り、安東アナも天命を見つけたのかもしれない。