去る1月19日に小室哲哉が引退を表明してから早1カ月。アイドルオーディション番組「ラストアイドル season2」(テレビ朝日系)への出演は続けているものの、2月20日にはツイッターのアカウントが閉鎖されるなど、本格引退に向けた動きが進んでいるようだ。
そんな小室の引退を受け、かつて小室のプロデュースによってスターの座を得たアーティストたちは次々と「残念コメント」を発表。ことさらに小室との繋がりをアピールしている。ところが、誰しもが小室との関係を思い浮かべる女性アーティストは、沈黙を守り続けているという。
「公私ともにパートナーであった華原朋美は未だ、小室引退について言葉を発していません。一時期は半引退状態だった華原ですが、復活後は小室との共演も果たし、テレビ番組では交際当時のネタを明かすなど、すっかり吹っ切れているイメージもありました。そんな華原がここで沈黙を守っていることには何かしらの意味がありそうです」(芸能記者)
小室が引退を表明した記者会見はそもそも、不貞について釈明する会見として行われたもの。その小室は高次脳機能障害を抱える妻のKEIKOを介護しつつ、その介護疲れから、看護師女性に精神的な支えを求めていたと説明していた。
「この説明を信じるかどうかは人それぞれですが、誰よりも小室に近い位置にいたことのある華原は、相当複雑な気持ちで聴いたはず。おそらく好意と嫌悪が入り交じった“アンビバレンツ”な感情を抱いているのではないでしょうか。それゆえ自分でもその感情を処理しきれず、あえて何も発言しないという方法を選んだのかもしれません」(前出・芸能記者)
小室の記者会見後、華原はしばらくツイッターを更新せず、11日ぶりに投稿したのは得意とする乗馬の動画だった。今の彼女にとっては物言わぬ馬が、いちばん心を許せる存在なのかもしれない。
(浦山信一)