3月4日、女優ののんが都内で「共創力で進む東北プロジェクト」の成果報告会に参加した。
連ドラ「あまちゃん」(NHK)で一世を風靡したのち、所属事務所とのトラブルが発生し、目立った活動ができずにいるのん。しかし、まさにその「あまちゃん」の舞台となった東北地方とは、撮影後も強い絆で結ばれている。イベント後には、宮城県仙台市出身で五輪連覇を果たしたフィギュアスケートの羽生結弦選手について聞かれる場面も。
「その時のコメントが一部の羽生選手ファンを刺激してしまったようです。のんは平昌五輪のフィギュアスケートを見ていたそうで『(フィギュアスケートを)したこともないのに勝手に闘争心を燃やしていて、負けられないと思います。同年代として』とコメント。『勝てそうですか?』と訊かれると『今のところ難しいなあという感じではあるんですけど、勝てる余地はあると思います』と返答。さらに、表現力については『絶対に勝てます』と豪語しました。もちろん俳優としての表現力という意味ですが、熱狂的な羽生選手のファンからは『金メダリストに対して失礼』『羽生選手に並ぼうなんて厚かましい』など、厳しい声もあがっていました」(芸能ライター)
羽生選手の演技とともに、インタビューの受け答えにも感銘を受けたという、のん。東北を応援する表現者同士、切磋琢磨していってほしい。
(伊藤その子)