3月8日、テレビ朝日が4月の改編に関する説明会を行い、元SMAP・草なぎ剛とユースケ・サンタマリアがMCを務めるバラエティ番組「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)が、3月末で終了することを正式に発表した。これでSMAPの名前に由来した草なぎと香取慎吾の番組は、すべて終了となる。
「昨年の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)打ち切りに続き、今年は『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)、『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)が揃って終了となります。テレビ局は、ジャニーズ事務所に対する忖度もありますから、退所組によるSMAPの名前の付いた番組は早急に終わらせるしかなかったのでしょう。そのため、SMAPの名が付いていない稲垣吾郎がMCを務める『ゴロウ・デラックス』(TBS系)だけは、4月以降も続くことが決定しています」(テレビ誌記者)
「『ぷっ』すま」の打ち切りが正式に発表されたことで、ファンからは終了を惜しむ声や「Abema TVでまたやってほしい」という復活を望む声が上がっている。
このまま草なぎは、地上波への出演が減っていくと思われるが、その一方でユースケは、俳優業が好調なのだという。
「20年近く放送してきた『「ぷっ」すま』が終了となるユースケですが、今年に入り、アイドル番組『ラストアイドル』(テレビ朝日系)のMC席を与えられています。さらに彼は今、役者の仕事も絶好調で、昨年はドラマ『悦ちゃん‐昭和駄目パパ恋物語‐』(NHK)で主演を務めただけでなく、映画『あゝ、荒野』の演技で、ブルーリボン賞を受賞。そして4月からは、中谷美紀主演のドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)で、キーパーソン役を演じます。なのでバラエティが終了しても大きなダメージはないでしょうね」(前出・テレビ誌記者)
「『ぷっ』すま」が終了しても、ユースケがテレビから消えることはなさそうだ。