V6の井ノ原快彦が3月27日、都内で行われた新ドラマ「特捜9」(テレビ朝日系)の記者会見に出席。その席で「芸能界に入るきっかけは、ドラマ『西部警察』だった」と発言して話題を呼んでいる。
「特捜9」は、2006年から始まった渡瀬恒彦主演の「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)の後継作。昨年3月に渡瀬が死去したことから、井ノ原が主役を引き継ぐ形で4月から番組がスタートする。その新しくなった部署「特別捜査班」の班長役として選ばれたのが、かつて刑事ドラマ「大都会」シリーズや「西部警察」で活躍した寺尾聰というわけである。
「その会見の席で寺尾は、『荒唐無稽な刑事をやっていたので、ちゃんとした警察に入るのはドキドキする』とコメント。それを聞いた井ノ原が『芸能界に入ろうと思ったきっかけは、子供の頃、西部警察に憧れていたから』と口にしました」(イベント関係者)
しかも井ノ原は「西部警察」で寺尾演じる“リキ”が殉職した際は、「リキの絵を描いて仏壇に飾った」と語り、当時から寺尾の大ファンであることを明らかにした。しかし「食が細いので、『西部警察』を作った石原軍団に入るのは無理」「だからジャニーズを選んだ」とユーモアを交えてジャニーズ入所にまつわる秘話まで明かしている。この発言に対してネットでも「リキさんをマジリスペクトしてくれるイノッチ大好きだぞーっっっ」といったコメントが上がった。
さらに29日に放送された情報番組「あさイチ」(NHK総合)では、「特捜9」で夫婦となった中越典子がゲストで登場。ここでNHKらしからぬハプニングが起こった。
「番組の冒頭、有働アナが突然『中越さんイノッチ、ご結婚おめでとうございます』と書かれた視聴者FAXを読み上げる一幕が。井ノ原は、左手を上げ『指輪を忘れちゃいました』と照れ笑いを浮かべていました」(番組関係者)
長年MCを務めた「あさイチ」を卒業して、すっかり「特捜9」モードの井ノ原。今回のドラマで、「西部警察」のようなハードアクションにも、是非挑戦してもらいたいものだ。
(窪田史朗)