ジャニーズ退所組のレギュラー番組が次々と終わりを迎えるなか、草なぎ剛がユースケ・サンタマリアとともに19年半にわたって担当してきた冠番組の「『ぷっ』すま」も3月30日に最終回を迎えた。
そのラストでは番組スタッフも全員集まり、出演者と共にカメラに向かって手を振るシーンで終了。いかにも最終回らしい演出だったが、そのラストシーンを観た視聴者の間では「これって『ぷっ』すまは終わらないっていうこと!?」と騒然とした雰囲気になっているという。
終了直前には草なぎとユースケの二人からメッセージが伝えられ、ここでユースケが「みなさん、『ぷっ』すまは終わりますけど、また何かやるかもしれないしね」と含みを持たせると、草なぎも「また近々ね」と呼応。そしてユースケが「言うだけタダだからね。また、近々お会いしましょう!」と締めたのである。
「そして終了時のテロップには『「ぷっ」すまはこれにて一旦、完結します』と書かれており、その“一旦”という言葉にファンは大きな意味を感じました。さらに本編終了後には、画面の両横に『終わりは始まりってことで また近々?お会いしましょう』とのテロップを表示。ここまであからさまに続きを匂わせたからには、なにかしらの方法で番組を存続させると考えるほうが自然でしょう」(テレビ誌のライター)
ただ「『ぷっ』すま」は公式に最終回と銘打っていた以上、そのままでの復活は考えづらい。もしや特番などで放送し続けるということだろうか?
「おそらく番組そのものをネット放送局のAbemaTVに移すのではないでしょうか。これまでも地上派番組がBS放送に引っ越す例はありましたし、AbemaTVはテレビ朝日が40%を出資する子会社で、『お願い!ランキング』のようにテレ朝とAbemaTVが連動して両局で放送されている番組もあります。それに草なぎの冠番組ならスポンサーもつきやすいので、テレ朝から番組が引っ越ししても不思議はありません」(前出・テレビ誌ライター)
AbemaTVと草なぎら元SMAP3人との蜜月関係は周知のとおり。もし「『ぷっ』すま」の引っ越しが実現すれば、願ってもないキラーコンテンツになるはず。草なぎファンの期待は高まりそうだ。
(白根麻子)