4月12日発売の「女性セブン」が忖度なしの通信簿と題して、テレビ各局の春の新MCを採点。最低点は、情報番組「ノンストップ」(フジテレビ系)の同局アナウンサー・三上真奈だった。
記事では、毒舌コラムニストとして知られる今井舞氏が、気配り・進行・伝える能力・存在感・視聴率の5項目に関して、3点満点で採点。三上アナは存在感が2点で、それ以外はすべて1点。計6点で最下位だった。ちなみに1位は「あさイチ」(NHK)の新MCを務めるお笑いコンビ「博多華丸・大吉」の15点。
今井氏は三上アナについて「既存の女性コメンテーターからはかなり嫌われるでしょうね。(前任の)山崎アナが和気あいあいと回せていただけに、台本に書いてあることを言うだけで精一杯の稚拙がつらい。メイクもやりすぎで、ファンデーション白塗り、リップ濃すぎでバカ殿みたい」など酷評だ。
実は、以前から三上アナの能力には疑問符が付いていた。2014年9月の「日刊ゲンダイ」では「現場で三上の評価は実は高くない。ミスを指摘されるとすぐめそめそ泣いてしまう。天然な発言も多く、芸人やタレントがイジることで現場が盛り上がることもありますが、司会回しは上手ではない。特にリズムや流れが重視されやすいバラエティー番組からは声がかからないようになっている」と、テレビ局関係者の三上評を紹介している。
「酷評ばかりですが、天然キャラが逆にウケて、最近では鋭い突っ込みも時折見せています。批判されるのは逆に期待されている証拠。メイクに関しては以前、とんねるずの石橋貴明から“蒲田のスナックの女”と言われ、地味なのかケバいのかわからないと評価されましたが、それも個性。『ノンストップ!』でブレイクしてほしいものです」(テレビ誌記者)
「変わる、フジ 変える、テレビ」が同局のキャッチコピーだが、三上アナもこうした評価を変えられるか?
(石田英明)