佐藤仁美が5月18日放送のバラエティ番組「快傑えみちゃんねる」(カンテレ)に出演。自身が“唯一嫌い”だという同業者を暴露している。
イラっとする同業者について聞かれた佐藤は、「撮影してる時に勝手に帰っちゃう女優さん」と返答。なんでも遠方の山奥でロケを行っていた際、共演していた年下の女優が台本を見て、「これ、ケガしたらどうすんの?」と言って途中で帰ってしまったとのこと。その際、その年下女優は「なんか帰っていいって言われたんで」と事情を話したというが、実際のところは誰の許可も取っておらず、勝手に帰ってしまったのだとか。
その女優について、佐藤は「たまーにCM出てるんですよ」と、そこそこの売れっ子女優であると話し、実名も告白していたが、もちろん編集が加えられ、放送では「女優S」と紹介されるにとどまった。
女優Sについて、番組司会者の上沼恵美子は「あの娘、イイ子やない。ちょっと生意気よね、力ないのに」「伸び悩んで終わったやんか」と印象を語り、佐藤も「唯一嫌いな人です」と説明していた。
この爆弾発言を受け、ネット上では「沢尻エリカだとイメージ通りだから違うと思う」「志田未来は消えたよね」「佐藤江梨子のことか?」「AKB時代から塩対応の島崎遥香ならあり得るよね」「佐々木希ならショックだな」など、“女優S”の特定作業が早速始まっている。
しかし、それと同時に「もうこういう暴露やめようよ。ホントにウンザリ」「結局誰かも分からないし、関係ないのに巻き込まれる女優さんが可哀想」「こういう暴露をしている人の方が性格悪いと思う」と、佐藤の暴露に否定的な意見も見られている。
「佐藤と共演している年下女優Sなら山ほどいるでしょうし、山奥のロケなどといったヒントから候補を絞ることはできるかもしれません。ですが、結局は正解かどうか断定することはできず、この手の暴露ネタで名前の挙がった芸能人は濡れ衣を着せられているパターンが多い。今年1月には、本田翼がバラエティ番組『ゲストはくりぃむ』(テレビ朝日系)で自分に意地悪してきた芸能人をバラし、予想以上の反響となりました。ネット上には候補者の名前が飛び交い、本田が謝罪する事態となっています。佐藤の場合も、オンエアでは実名を伏せられることを織り込み済みで話したのでしょうが、むしろそちらの方がタチが悪い」(エンタメ誌ライター)
この手の“イニシャル暴露”は昔からバラエティ番組でよく見られるが、インターネットの普及により人物特定作業が予想以上に盛り上がり、無辜の人への誤爆や延焼するケースもよく見られる。こうしたことから、最近では暴露する側がイメージダウンするリスクが高まっているようだ。
(田中康)