一周まわっていまDA PUMPがキテる!? 5月16日にミュージックビデオ(MV)が公開された最新曲「U.S.A.」が、公開わずか1週間で100万再生を突破。ツイッターではハッシュタグ「#USA」で米国の話題ではなくこの曲ばかりがツイートされるなど、6月6日の発売を前に早くも社会現象化しているようだ。
DA PUMPの曲では14年の前作「New Position」が再生51万回、11年の「Can’t get your love」は43万回に留まっていた。それが今回の「U.S.A.」では早くもその合計数を超えており、この調子ならDA PUMP最大のヒット曲「if…」(2000年)が記録した770万回をすぐにでも超えるのではないかと期待されている。
「今回の現象は、オリエンタルラジオがRADIO FISH名義で発表した『PERFECT HUMAN』の大ヒットに似ています。あの時もネット上で話題を呼び、連日のようにMVの再生数が上積みされたものです。この『U.S.A.』もSNSをきっかけに視聴した人がハマる例が続出。この調子なら『PERFECT HUMAN』の6000万回再生に迫る可能性も十分にあるでしょう」(音楽ライター)
そんな「U.S.A.」のヒットには、“ダサカッコいい”曲が大好物のハロヲタ(ハロー!プロジェクトのファン)が食いつき、ネットで拡散したことも大きく貢献している。そしてもう一つ、ヒットに貢献しているのが、DA PUMPと同じライジングプロダクションに所属するタレントたちによる援護射撃だというのだ。芸能ライターが指摘する。
「この『U.S.A.』のMVでは、サッカー日本代表・長友佑都夫人としても知られる女優の平愛梨や、バラエティ番組で人気急上昇中の朝日奈央、アイドルの伊藤萌々香(フェアリーズ)らが拡散に貢献。通常は同じ事務所だからと言ってわざわざ新曲をプッシュしたりしないものですが、ライジングは事務所メイト同士の結束が強いようです。とくに朝日は自分で『踊ってみた』動画をアップし、しかも“固定されたツイート”機能を使って自分のアカウントのトップに表示。彼女自身が『U.S.A.』を楽しんでいるのが伝わってくるのが微笑ましいですね」
メディアを席巻している「U.S.A.」。発売日は6月6日とまだ先なので、今ならまだトレンドに乗り遅れないで追いつくことができそうだ。
(白根麻子)