2017年9月にジャニーズ事務所を退所し、新たな船出を飾った元SMAPの香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎による活躍は、やはり“アノ人”と比較されてしまうようだ。
解散・退所後には一部で「やはり今後は干されるのか?」「ジャニーズという看板ナシに活動できないだろ」と心配された3人だが、現在の多忙ぶりをみればそれは杞憂だったようだ。
3人揃って出演した園子温監督の「クソ野郎と美しき世界」が高評価を受けると、草なぎは来年公開の映画「まく子」への出演が報じられており、現在は主演舞台が上演中。稲垣吾郎も主演映画「半世界」の封切りが来年に控え、3人がマイクを握った配信限定のリリース曲「雨上がりのステップ」に至っては2カ月で8万6000ダウンロードを記録するなど、あらゆる方面で結果を残し続けている。
「テレビ地上波のレギュラー番組は次々に終了しましたが、映画や音楽の世界はジャニーズ帝国の忖度が及びづらいゾーンとあって、思う存分活躍を続けていますね。3人の退所後の好調ぶりに対しファンからは、『ジャニーズに反旗を翻して成功した初のケースだ!』『彼らほどの実力があればあの事務所にいる必要なんて無かったんだな』といった応援コメントが寄せられ、賞賛の言葉は彼らが所属するCULEN代表のI女史にまで及んでいます」(テレビ誌ライター)
ネット上には「I女史がいなくなってからジャニーズは不祥事続き」「このブレーンが抜けたことを事務所も後悔しているだろう」との指摘もある。
「確かに、SMAP解散後の木村拓哉はパッとしません。1月期のドラマ『BG~身辺警護人~』こそ視聴率は及第点でしたが、昨年の主演映画『無限の住人』は大コケ。今年8月公開予定の主演映画『検察側の罪人』も、後輩である嵐・二宮和也の人気にあやかったと揶揄されています。雑誌の嫌いなタレント調査の上位にも名を連ね、今では『むしろ木村拓哉の方がピンチでは?』と懸念する見方が強まっていますね」(前出・テレビ誌ライター)
毀誉褒貶あれど、今なお話題を独占してしまうあたりはさすが天下のSMAPといったところ。中居正広も含め、今後もその才能を余すことなく発揮し続けてもらいたい。
(木村慎吾)