横山裕といえば、関ジャニ∞の中では村上信五と並んで、素人イジリがうまい。現在は「ヒルナンデス！」（日本テレビ系）の木曜レギュラーで、街ロケ、料理チャレンジ、コーナー仕切りなどで手腕を発揮中。同じレギュラーメンバーの後輩、ジャニーズWEST・中間淳太、桐山照史の良きお手本になっている。
そんな横山が“心の師匠”と仰ぐのが笑福亭鶴瓶だ。
「2人は5年前、『きらきらアフロTM』（現在『きらきらアフロ』／テレビ東京系）の共演を機に急接近。松嶋尚美さんが第2子出産により産休したときに横山がピンチヒッターを務め、鶴瓶さんの相方を務めたんです。局側のキャスティングでしたが、その報を聞いたとき、鶴瓶さんは『うまいこと決めたなぁと思った』そうです」（芸能ライター）
それまでの鶴瓶は、芸人以外の男性タレントを相手にした立ちトーク番組が上岡龍太郎さんとの「鶴瓶上岡パペポTV」（読売テレビ）しかなかった。ジャニーズタレントでは、中居正広と20年以上の付き合いで、現在も「ザ！世界仰天ニュース」（日本テレビ系）で共演しているが、同番組はゲストとVTRありきの構成。エピソードトーク主体の「きらきらアフロ」とは違う。
「結果、“きらきら”のトークは大好評でした。そして昨年4月5日、2人は特番『あの頃キミは若かった～人間ビフォーアフター～』（TBS系）で司会を務めました。局側は不安だったんでしょうね。本番中、とにかく横山にカンペを出しまくったそうです。そのとき鶴瓶さんは『絶対カンペのいうこと聞くな。オマエの空気感でやったらエエねんから、自分を信じろ。何かあったら俺が守ったる』と言ったそうです。このアドバイスは横山の支えになったそうです」（前出・芸能ライター）
9月7日に公開される映画「累－かさね－」では、女優の土屋太鳳を相手に、映画で初めてキスシーンを披露する横山。抜群の司会テクニックに続いて、今秋は役者でも本領発揮といきたいところだ。
（北村ともこ）
