大会前の下馬評を覆し、格上のコロンビアから大金星を挙げた日本代表。これまで慎重な報道を続けていたマスコミもすっかり手のひらを返し、連日のフィーバーが続いている。
そんな中、ロシア大会に関して沈黙を続けているのが「元サッカー応援団長」の香取慎吾だ。香取は新事務所に移ってから、ジャニーズ事務所ではできなかったSNSをスタート。ツイッターとインスタグラムで情報発信しているが、日本代表が初戦を終えた後も、サムライブルーに対してのコメントはない。
香取は2005年から2016年まで、テレビ朝日のサッカー日本代表応援団長を務めてきた。彼が生観戦した試合は10勝5分で“不敗神話”が浮上。だがSMAPが解散し、香取がジャニーズ事務所を退所すると応援団長の任が解かれることになった。
「応援団長ではなくなったとはいえ、11年もの間日本代表を応援してきたわけですから、応援メッセージを送ってくれてもいいだろうと考えるサッカーファンもいるようです。生観戦は無理でも、香取がSNSで応援してくれれば、不敗神話が続くかもしれないとの願いもあるでしょうね」(スポーツ紙記者)
香取が担ってきた応援団長は、役割はほぼ同じで「サッカー中継プレゼンター」と名前を変え、ジャニーズ事務所の後輩である村上信五が就いている。村上とジャニーズ事務所に忖度してノータッチを貫いているとも考えられる。
「その可能性はありますが、当時とは大きく環境が変わっていることも理由でしょうね。いまやサッカーよりも、自分の目の前の活動で精いっぱいなのでは。もっとも、応援団当時にスタジアムを訪れて生観戦していたときも、あまり興味がなさそうという噂もありましたが(笑)」(前出・スポーツ紙記者)
香取慎吾にとってサムライブルーはもう“ナカマ”ではない、ということではないだろうが。