7月11日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)にVTR出演した福士蒼汰と早乙女太一。7月20日公開の映画「BLEACH」で主人公・黒崎一護を演じる福士と早乙女が演じる阿散井恋次とは壮絶バトルが繰り広げられることが明かされているため「かつて“仮面ライダー”で殺陣を学んだ福士と“大衆演劇”で殺陣を学んだ早乙女とのガチバトル」と期待されている。
2人は昨年「観客を乗せたまま360度回転する客席の劇場」としてできたばかりの劇場「IHIステージアラウンド東京」のこけら落とし公演として上演された「劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月」で共演しており、すでに昵懇なのかと思いきや‥‥?
「舞台で共演した俳優同士は仲が深まりやすいと聞きますが、テレビで並んだ2人の間にはなんだか冷ややかな空気が漂っていました。特に福士が高校時代の自分を『注目されたいんだけれどあまり前に出ていくのはイヤだった』と振り返り、自分のクラスだけでなく他のクラスの教室の黒板に書いてある『日直』の名前をすべて『福士』に書き換えたというエピソードを披露すると、早乙女は真顔で『いたずらっ子だったんだね』と福士のほうをチラッと見ただけ。すると福士は前を向いた早乙女の頬の位置に人差し指を出し『ねぇ』と声をかけて振り向かせ、頬に人差し指を食いこませるいたずらを敢行。テレビカメラが回っているのですから、普通なら早乙女は苦笑しそうなものでしょうが、実際の早乙女は表情を変えずに淡々と『そういうの本当にイヤ』と吐き捨てたんです。福士はヘラヘラ笑っていましたが、まっすぐ前を見て無表情で立っている早乙女からは、福士に対する無言の抵抗のようなアピールを感じました」(テレビ誌ライター)
公の場でひどく屈辱的な状況に置かれることを「公開処刑」と呼ぶようになって久しいが、早乙女による福士に対するこの「公開処刑」は、容姿でなく内面をえぐったぶんだけ見ていた者に重さを感じさせたようだ。