今年上半期、ジャニーズ事務所の歴史を更新する救世主が出現した。King&Princeだ。
メンバーの平野紫耀の主演ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)の主題歌となったデビューシングル「シンデレラガール」が、18年の男性アイドルのCD売り上げトップに輝いたのだ。週間売り上げ57.7万枚で、6月4日付けのオリコン週間シングルランキングで初登場1位をゲット。デビューシングルが初週で50万枚を突破するのは、06年3月のKAT-TUNの「Real Face」が記録した75.4万枚以来、およそ12年2カ月ぶり。デビューCDの初週売上記録で、歴代2位となった。
しかしこのキンプリ、メンバーの岩橋玄樹はソロですでに“KAT-TUN超え”を果たしていた。アイドル誌のライターは言う。
「ジャニヲタの愛読誌『Myojo』の〈恋人にしたいJr.ランキング〉で元KAT-TUNの赤西仁を超えたんです。メジャーデビューにともなってジャニーズJr.を卒業した岩橋ですが、最後のエントリーとなった今年を含め5年連続でトップをキープ。3連覇タイだった赤西と山下智久を上回っています」
天然系のピュアボーイ、愛称・いわげん。チャームポイントはえくぼ。白い肌にタレた目、小顔はさながら女性アイドル。かわいすぎる容貌に、A.B.C-Z・河合郁人ほか多くの現役ジャニーズがメロメロになっている。そんな岩橋が、ワイルド&セクシーな元先輩・赤西をしのいだのは快挙だ。
「KAT-TUN時代の赤西は、亀梨和也と人気を二分した伝説の美少年。脱退後の14年には、米映画情報サイト『TC Candler』が発表した“世界で最もハンサムな顔100人”に初のランクイン。翌15年には、日本人トップの34位に食い込んでいます。以降、昨年まで100位以内をキープ。その“世界が認めた美男子”を超えたのですから、岩橋は栄誉ある記録です」(前出・アイドル誌ライター)
夏の大型音楽番組にも出演しまくり、キンプリ旋風はますます吹き荒れそう。いよいよ、大みそかの「紅白歌合戦」初出場も視野に入ってきたようだ。
(北村ともこ)