菌は目に見えないものの、私たちの生活の中に数多く存在していることはご存知のことでしょう。でも、人間の健康を脅かす菌については、放置しておけませんよね。意外と気づいていませんが、自宅に存在している雑菌をみていきましょう。
■テーブル菌
子どもの食べこぼしなどが原因で、ダイニングテーブルで繁殖する「テーブル菌」もそんな雑菌の一つ。大王製紙が実施した調査によると、テーブル菌がいないという自信度を、3~5歳児のママたちに100点満点で評価してもらったところ、39.5点になったのだそう。ママたちは相当、自信がないことが分かります。台布巾が臭う、テーブルが臭うという場合、台布巾をやめ、除菌のできるウェットタオルなどの使用を考えたほうがいいかもしれませんね。
■肉の食中毒菌
政府広報オンラインでは、食中毒の原因となる牛肉や鶏肉などに付着する「腸管出血性大腸菌(O157、O111など)」や「カンピロバクター」へ注意喚起しています。生食はもちろん、BBQなどでの加熱不足、生肉に触れた野菜や手指を間接的に口に入れてしまうということでも、食中毒が発生する可能性があるのだとか。
■家族で使い回すバスタオルの菌
家族で使い回している、もしくは一人暮らしで何日も同じバスタオルを使っているという人は要注意! 知的家事プロデューサーの本間朝子さんの著書「ムダ家事が消える生活」(サンクチュアリ出版刊)によると、使用直後のバスタオルには数十~数百個くらいの雑菌がついており、3日間洗濯せずに使うと細菌数が数万~数億個に激増することが分かっているのだとか。なので、バスタオルは使用ごとに洗濯するのがよいそうですよ。
夏場はとくに菌が繁殖しやすい季節です。健康を害さないためにも、これらの雑菌予防・対策はしっかり行いたいものですね。