毎日お疲れのあなた。やっとの思いで寝床についたものの、なんだかなかなか眠れないということはありませんか? 睡眠時間が減ってしまうと、明日の活動に支障をきたしてしまいますよね。疲れ切っているにもかかわらず、どうしてこんなことが起きるのでしょうか?
漫画家のカミムラ晋作さんとNPO睡眠文化研究会の鍛治恵さんの共著「まんがでわかる! 元気が出る睡眠」(クロスメディア・パブリッシング(インプレス)刊)によると、クタクタなのに眠れない原因は、自律神経の交感神経が高ぶっていることにあるといわれているのだとか。そんなときには交感神経とは反対の、副交感神経を優位にすることが重要になるのだそうですよ。
そのためのポイントは、体をリラックスさせること。入浴、軽めの運動、ストレッチを行って、一度体温を上げるとよいのだそう。そして、就寝時に向けて体温の自然な低下を促すのだとか。もちろん、リラックスできるパジャマに着替える、好きな音楽を聴く、部屋にアロマオイルを置くなどでもOK。自分なりの“寝る前行動”を作るのがオススメだそうですよ。
また、アスカ鍼灸治療院院長の福辻鋭記さんの著書「東洋医学の先生が教える『ぐっすり眠れない』が治る本」(PHP研究所刊)によると、寝る2~3時間前のウォーキングも効果的だそうですよ。筋肉に適度な疲労を加えることで副交感神経が働きやすくなり、快眠が期待できるといいます。ぜひこれも実践してみましょう!