朝ドラと連ドラ“掛け持ち”で評価が急上昇する佐藤健の「焦り」とは

 今期、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」では、秀才の親孝行息子を好演し、連続ドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)では、綾瀬はるか演じる宮本亜希子の力を借りて、店主を務める「ベーカリー麦田」を再建するフーテンのダメ男を熱演。その、見事に相反する役どころの“演じ分け”も手伝い、俳優としての評価を急上昇させている佐藤健。

 これには本人も胸を撫で下ろしているだろう、と推測するのは業界関係者。

「佐藤健は、2007年に『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)で主人公を演じたことから、いわゆる“イケメンライダー俳優”という触れ込みで人気を博しましたが、本格ブレイクは翌2008年の『ROOKIES』(TBS系)で弾みをつけての映画『るろうに剣心』シリーズ(2012年~)のヒットと見ていいかと思います。しかしその後、自身が吉岡里帆や前田敦子といった男性人気の高いお相手との交際報道から、合コンをしまくっているイメージが付いたり、広末涼子との不貞疑惑なども含め、数々の女優らと浮名を流している間に、山崎賢人や竹内涼真といったフレッシュなイケメンが続々と世に出たため“過去の人”として、シーンの奥に追いやられていた印象でした。映画には年2本ペースで出続けていましたが、本人としても多少の焦りがあったはず。しかし、今年に入ってから映画『いぬやしき』『億男』『ハード・コア』に起用され、ドラマは2本を並行して撮影。これで“売れっ子俳優”としての印象を世間に与えることができたはずです」

 チャラ男のイメージから実力派俳優へ転換を図りつつ、その存在感を改めてアピールすることに成功しているようだ。

「もともと、『ROOKIES』では役柄のためにドレッドヘアに、映画『天皇の料理番』(2015年)では坊主頭にするほど役を作り込み、同映画では料理シーンを代役なしで演じており、その役者魂は評価されていた佐藤ですが、今年はある意味、俳優人生の試金石となったはずです」(前出・業界関係者)

 ドラマに続き映画もヒットで、“当たり年”となるか。

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