番組への配慮か、それとも単なる自意識過剰か？
お笑いコンビ・トレンディエンジェルのたかしが、9月10日に放送されたラジオ番組「トレンディエンジェルのPePePeラジオ」（文化放送）に出演、テレビ番組で紹介された自身にまつわるエピソードを否定した。
たかしが否定したのは、先月24日に放送されたバラエティ番組「ダウンタウンなう」（フジテレビ系）で披露された、でんぱ組.incの元メンバーである最上もがが、たかしに口説かれたという話。“口説いてきた芸能人がいるか”と聞かれた最上は、たかしの名前を挙げ「名古屋で収録していたんですけど、『泊まっていきなよ。そうしたらおごるよ』みたいに言われました」と説明。このエピソードを聞いたダウンタウンの松本人志から「気持ち悪い」と言われるなど、たかしはいつも通りこき下ろされていた。
ところがたかしによれば、「泊まっていきなよ～」云々の会話は番組ロケの合間に交わされたものであり、最上とたかしの他に相方の斎藤司と井森美幸もいたとのこと。その日はちょうど台風が来ていたこともあって、4人で「今日は東京帰れないね。新幹線が止まっちゃうね」という話をしていたそうで、たかしは「もし帰れなかったら、名古屋に泊まっていきなよ。もしご飯とか行くなら奢るけど」と、最上に声をかけたのだそうだ。
つまり、たかしは名古屋に泊まる場合でもし一緒にご飯に行くんだったら食事代を奢るよという会話しかしていないのに、あたかも自身が最上をホテルに誘っているようなニュアンスのエピソードにすり替えられていたと訴え、「もがちゃんが引き上げすぎてます」「口説かれてるって言ってたけど、LINEも知らないし、仕事も1回ぐらいしかしてない」「マジで興味ない」と主張。同席していた相方の斎藤も「まあ、『ホテル来いよ』みたいなことは言ってないですね」と、たかしは一切口説いていなかったと証言している。
このたかしサイドの釈明を聞き、世間の人々からは「最上、話盛り過ぎてるだろ」「これ、相手が芸人じゃなかったらトラブルなってるんじゃない？」「自分が同じように言われてたら、絶対怒るくせに…」「やっぱり、この人虚言癖あるのかな？ 問題を多く抱えてそう」などといった声が上がっている。
「バラエティ番組で爪痕を残したいのも分かるし、相手がたかしだからという理由で話したのかもしれませんが、盛られてしまった方としては、どうしても訂正しておきたかったのでしょう。過去に、男性との交際経験がないことをカミングアウトしている最上ですが、ある女性有名人が最上は男性経験があるという情報を流していたことから、最上がウソをついているという説も浮上していました。今回のたかしのエピソードを盛っていたこともありますし、今後のバラエティ番組での発言はどうしてもウソっぽく聞こえてしまいそうですね」（エンタメ誌ライター）
ピンで芸能界を生き抜いていくことは大変なことだとは思うが、話の盛り過ぎには注意していただきたい。
（本多ヒロシ）
