タレントのぺえが9月28日放送の「今夜解禁! ザ・因縁」(TBS系)に出演し、先輩でタレントのりゅうちぇるから受けたという“パワハラ”の内容を明かしている。
共に原宿系のアパレル店員出身という共通点を持つ2人だが、芸能界でのデビュー時期はりゅうちぇるが1年ほど早かったために、ぺえは後輩にあたるのだが、プライベートでは歌やモノマネといったりゅうちぇるによる無茶振りを受けて動画撮影しているという。
ぺえによると、りゅうちぇるがSNSへ投稿するためだけに動画撮影の“演者”をさせられるそうで、「結構無茶ぶりも多いじゃん。“急に歌って”とか“なんかのモノマネして”とか。先輩だからって何でも良いってわけじゃない。普段テレビに出るときは笑顔で幸せキャラですけど、結構(裏では)冷酷」と主張。さらに、「あなたが私にやっていたことはパワハラです。王様なのかよ、りゅうちぇるは。私はりゅうちぇるの何なのかな…」ともまくし立てた。
こうした一連のぺえによる怒りの主張を受け、りゅうちぇるは後輩による積年の恨みに「ビックリしました」と唖然とすると、動画の撮影は深夜の番組にしか出演できていなかったぺえの知名度を高めたいという願いからだったと説明。「こんなにぺえが面白いんだよってことをSNSだからこそ拡散できる」と、歌やモノマネを強要したことの動機を明かした。
「後輩への愛ゆえの撮影だったというりゅうちぇるの釈明には、ぺえも『今のは初めて知ったからちょっと嬉しかった』と揺らぎかけるも、ネット上からは『パワハラをする人は、自分自身がパワハラをしているなんて微塵も思ってません』『軽いイジりもノリすぎるとパワハラ』『パワハラは加害者が気付かないのが一番の問題』との指摘が続出し、年齢で言えばぺえの方が3つ年上にあたることから『年上の後輩に対して偉そうな態度を取る人はちょっと無理』という意見もありました。今回の因縁バトルが単なるじゃれ合いであれば良いんですが、タトゥー騒動以降のりゅうちぇるは、ちょっとしたことですぐに敵が増えてしまう状況ですから心配ですね」(芸能記者)
盛者必衰の理。いまや、王様の支持率もすっかり下がってしまっているのかもしれない。
(木村慎吾)