女優の吉岡里帆が9月30日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)にゲスト出演し、お笑いタレントのノンスタイル・井上裕介から抱きつかれるという“性的嫌がらせ”を受けたシーンが話題となっている。
この日、スタジオにゲストとして登場した吉岡は私生活において、ナルシストな「カッコつけ芸人」にハマっているということで、番組がフルーツポンチの村上健志、狩野英孝、トレンディエンジェル斎藤司、そして井上という“札付き”のナルシスト芸で知られる4名を招集。映画やドラマに引っ張りだこの吉岡を“癒してあげたい”との名目で、4名それぞれが独自のメソッドで彼女を和ませるコントを始める流れになった。
吉岡はベンチに座り込み落ち込んでいる女性を演じ、村上と斎藤がそれぞれ個性溢れる癒しで笑いを誘うと、3番目に登場した井上は、ベンチに座る吉岡の背後に回り込み後ろから抱きしめるという公開ハラスメントを敢行。さらに吉岡の耳元で「愛してるよ」との囁きも披露し、スタジオに悲鳴がこだますると、吉岡も「やめて! 怖い!」と叫びながら井上から逃げるように離れていった。
「まさか吉岡自身もバラエティ番組の中のミニコントで井上に背後から抱きつかれるとは思ってもいなかったでしょう。ネット上にそのシーンがアップされると、『まじでキモい』『井上許せない』『ノンスタ井上なんか炎上しそうやな』と非難囂々です。ブサイク芸人が美人女優とのコントで暴走するといったシナリオは定番といえば定番ですが、今回のガッツリとしたバックハグからの耳元ささやきはいくらバラエティのノリとはいえ、受け入れられないという視聴者が多かったようです。もちろん吉岡本人も本気で嫌がっていた可能性が高いですね」(テレビ誌ライター)
他の芸人が密な接触を図ることなく、平和に笑いを取りに行った中、井上だけは吉岡をドン引きさせてしまう格好に。皮肉にも彼女がハマっているという“カッコつけ芸人”としてのサガが、吉岡との間に大きな溝を作る原因になってしまったようだ。
(木村慎吾)