10月1日にスタートした朝のテレビ小説「まんぷく」(NHK)で“稼げないダメ男”として描かれている、要潤演じる香田忠彦。「画商から依頼されるような商売用の絵は描かない」という強いこだわりを持ち、鳥を描くのが大好きで、それが高じて自宅に大きな鳥小屋を作り、そこで何羽も鳥を飼育している画家という設定だ。
このドラマは、日清食品創業者・安藤百福(ももふく)氏とその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルに描かれているが、要演じる忠彦も実在する日本画家「有元一雄」がモデル。有元は観音様を描くために手のモデルを探していたことがあり、その時に知り合ったのが松下奈緒演じる香田克子のモデルになっている安藤澪子なのだ。
「10月2日放送の第2話では、忠彦が克子の炊事で荒れた手をモデルに絵を描きながら『お前は手がきれいだ』と褒め、克子が『炊事で荒れてるのに?』と質問すると『作りがきれいなんだ。肌は僕がきれいに描いてあげる』と優しく微笑みながら筆を滑らせるシーンがあり、ツイッター上には『第2話にして要にズキュン』『妻の荒れた手をこんなふうに褒められる画家ならいくらでも養います!』『朝から要の艶っぽさに萌える』『これは貧乏でも幸せを感じてしまう』といった、要に対する称賛の声が放送中からあふれ返りました」(テレビ誌ライター)
甘い言葉をサラリと口にするようなダメ男を演じさせたらピカイチの要。これから先も大反響となる名シーンを演じてくれることだろう。