ウキウキした姿にはホッコリだが…。
10月12日、元SMAPの草なぎ剛が主人公の声優を務めた長編アニメーション「ムタフカズ」の初日舞台挨拶に登壇。「鉄コン筋クリート」で知られるSTUDIO4℃と、フランスの映像制作会社ANKAMAが制作、この日にイギリス、アメリカ、日本で同時公開されていた。
「草なぎとしても入魂の作品のようで、会見では終始ご機嫌でした。『とてもいい作品ができちゃいました。参ったもんですね』と作品解説をしましたが、実は、アメリカ公開版は日本語版に英語の字幕を入れて公開されているんです。このことを伝えられると、『USAに?すごいですね』と大喜び。そして、指をサムアップさせて振り、ブレイク中のDA PUMP『U.S.A.』のいいねダンスを始めたんですが、動きもリズム感もダメダメで、かなり痛かったですね(笑)」(映画誌記者)
この様子は、10月15日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)でも取り上げられたようだが。
「エンタメコーナーでナレーションを務める“天の声”こと山里亮太から『USAというよりは一本満足ですが』とイジられ、加藤浩次を始めとする出演者も苦笑い。SMAP時代は、メンバーイチのダンスセンスが光っていましたが、イメージは、栄養調整食品『一本満足バー』のCMで披露した奇妙なダンスに更新されていますからね」(テレビ誌ライター)
2010年から2017年まで約8年間放送され、「マンゾク草なぎ」名義でリリースしたCMソング「満満満足」が当時、music.jpのデイリーランキングでRADWIMPSの「前前前世」を破り、3日連続1位になったこともあるというだけに、その印象も強く視聴者に残っていることだろう。
SMAP解散とともにジャニーズ事務所を退所し、新プロダクション「CULEN」に加入後はAbemaTVやYouTubeを主な活動の場としてきたが、やはり、元国民的アイドルはメジャーなエンターテインメントでの活躍が似合うのかも知れない。