健康に気をつけている人であれば、きっと、「体温を下げてはいけない」というのはよく耳にしていることでしょう。医師の済陽高穂さんの著書「40歳からは食べ方を変えなさい!『体の糖化』に気をつければ、若くなる!」(三笠書房刊)によると、体温が1度下がると免疫力が弱るのだとか。さらに、基礎代謝も1割強ほど落ちて、カロリー消費能力がほぼ大福一個分も減退すると書かれています。
体温1度が大福1個分というのは、かなりリアルでドキッとしますね。つまり、熱をいかにつくるか、代謝の向上が私たちの老化防止には欠かせないといえそうです。同書によると、代謝を促進するビタミンB群や免疫力を上げるタンパク質の摂取が重要なんだそうですよ。
また、管理栄養士である中沢るみさんの著書「野菜の新常識 体にいい食べ方はどっち!?」(扶桑社刊)によると、老化防止にはむくみを解消することも大切だとされています。なぜなら、むくみは体に余分な水分が溜まっていて体が冷えている状態であるから。それが原因で、代謝が悪くなってしまうのだそうです。
そこで、オススメなのが「りんご」。りんごをたくさん食べると、塩化ナトリウムを体の外へ排出してむくみを解消してくれる他、デトックスによって腸がきれいになり、老化を予防するビタミンB群を自分の腸の中でつくることができるのだそうです。
老化防止のためにも、体温・代謝・むくみを意識し、積極的にりんごを食べるようにしましょう。