人気韓流グループの「防弾少年団」(BTS)を巡る炎上騒ぎが止まらない。11月13日には初の東京ドーム公演を成功させたものの、「原爆Tシャツ」着用問題に端を発した問題では、BTSへの厳しい声が収まる様子はないようだ。そのなかで人気YouTuberのHIKAKINが、この問題でトバッチリを受けているというのである。週刊誌記者が指摘する。
「11月11日にYouTuberの祭典『U-FES』に出演したHIKAKINは、翌12日に仕事で渡韓。繁華街の明洞で撮影した画像などをツイッターに投稿し、『弾丸日帰り初韓国、最高でした』とつぶやきました。ところが、この《弾丸》という単語に一部のネット民が過剰に反応。防弾少年団を連想させるとして、HIKAKINが韓国擁護に回ったと糾弾しだしたのです。さすがにHIKAKINのアカウントに直接リプを入れる例は少ないものの、ネット掲示板ではHIKAKINを非難する声が続出しています」
とはいえ、HIKAKINの渡韓が以前から決まっていたスケジュールなのは明らか。U-FESに出演したYouTuberではほかにも、7人組グループ「フィッシャーズ」のンダホがインスタグラムにて韓国に渡ったと報告しており、HIKAKINと行動を共にしていた可能性も高そうだ。
「そもそも東京・ソウルは東京・沖縄よりも近く、日帰りやゼロ泊2日の“弾丸旅行”を楽しむ旅行者はいくらでもいます。それこそツイッターにて《弾丸+韓国》のキーワードで検索すれば、韓国旅行に関するつぶやきがいくらでも現れますからね。そんな常識を知ってか知らずか、BTS騒動とは無関係のHIKAKINにまで食って掛かる一部のネット民には、騒動にタダ乗りした悪ふざけだとして不愉快に感じる人も多いのではないでしょうか」(前出・週刊誌記者)
BTSに対して怒ることには理由があっても、その怒りをHIKAKINにぶつけるのは明らかなお門違いではないだろうか。
(白根麻子)