11月13日、キャスターの安藤優子が「直撃LIVEグッディ!」(フジテレビ系)で韓国の7人組ヒップホップグループ「防弾少年団(BTS)」が巻き起こしている“原爆Tシャツ問題”について、怒りを露わにした。
この日、東京ドームでコンサートを行うBTSについて「彼ら自身もTシャツについて日本で大きな問題になっているのは理解しているんですよね?」と謝罪なきスルーは許さない構えを見せた上で、「彼らの音楽性を否定しているわけじゃない。なぜ、このTシャツをわざわざ着たの。ナチスを思わせるような帽子を被ったの?なんでっていうところがわからないから問題になっている」と、過去にコンサートでナチスの徽章が付いた帽子を着用したり、ナチスを想起させる旗を掲げていたことが明らかになり、米国のユダヤ系人権団体が謝罪を求めている点も交えて厳しく指弾。「もしこういうものでウケるということを狙ったんだとすれば、それ自体が非常に不愉快」と“認識が浅かった”程度の言い訳では到底納得しない姿勢も見せている。
「この安藤の毅然とした態度には、ネットでも『仰るとおり』『めずらしく安藤さん、まともだな』などと同調する意見が立ち並ぶのと同時に、『フジが言うとは珍しいね』『フジは汚名返上を狙ってるのか?』といった声もありました。というのも、フジテレビが視聴者離れを招いた一因に、異様とも言える“韓流推し”があったと言われていたから。かつて『笑っていいとも!』のコーナーで全年代の好きな鍋料理1位をキムチ鍋とする不自然なアンケート結果をクイズにしたり、日本対韓国のサッカーの中継を“韓日戦”としたり、フィギュアスケートのGPファイナルで、浅田真央選手が韓国のキム・ヨナ選手から逆転勝利を飾った際に、“実力はキムの方が上だった”と延々と番組で検証し、視聴者から批判を浴びたことも。それを考えると、“局の報道の顔”である安藤が見せた今回の毅然とした態度は、フジテレビの“意思表示”と受け取れるのかも知れません」(前出・テレビ誌ライター)
一方で、同番組で最後までBTSを擁護したサバンナ・高橋茂雄にはネット上でも厳しい意見が飛んでいる。太鼓持ち芸人としてブレイクした高橋だが、今回ばかりは“持つ太鼓”を間違えたのかも知れない。