世界的な名作「レ・ミゼラブル」が、フジテレビの開局60周年特別ドラマ「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」としてリメークされることが11月19日、明らかになった。このドラマの主役は俳優のディーン・フジオカと井浦新のW主演。ディーンとしては、4月期の「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」(フジテレビ系)に続く、名作のリバイバルドラマへの出演。しかも平成最後の正月(1月6日)を飾る3時間特番とあって、早くも注目を集めている。
「今回のスペシャルドラマは、不朽の名作を平成30年間の日本に舞台を置き換えた大河エンターティメント。第一幕は、平成3年から7年の神戸、第二幕は平成16年の東京、そして第三幕は平成30年の福島を舞台に、罪を犯し別人に成り代わった弁護士役の主人公・馬場純をディーン、それを生涯に渡って追い続ける刑事・斎藤涼介を井浦新が演じます」(テレビ誌ライター)
ディーンは「平成最後の年明けに、次の時代へ歩み出す勇気を感じ取ってもらえたら」と、並々ならない決意で臨んでいるようだ。
「2016年NHKの朝ドラ『あさが来た』でブレイクして“おディーン様”と呼ばれるようになった彼も、去年連ドラ初主演を果たした『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)では視聴率が取れず、単独初主演の『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(フジテレビ系)も平均視聴率6.2%と二桁には遠く及びませんでした。このままでは“低視聴率男”のレッテルを貼られかねず、そういった意味でも今回は勝負。もし爆死するようだと、主役はもう難しいかもしれませんね」(女性誌デスク)
しかも、ディーンのポジションを虎視眈々と狙っている俳優がいるという。
「韓国で活躍した後、日本に逆輸入されてきた“第2のディーン・フジオカ”と称される大谷亮平です。2016年にドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で初レギュラーを務めブレイク。今年に入り、『ソウルドラマアワード2018』でアジアスター賞を獲得。10月からはNHKの朝ドラ『まんぷく』で朝ドラ初出演を果たす一方、10月期の話題作『結婚相手は抽選で』(フジテレビ系)にレギュラー出演するなど、勢いが止まりません」(前出・女性誌デスク)
新旧“逆輸入”対決の今後を占う意味でもこのスペシャルドラマは見逃せない!?
(窪田史朗)