元フジテレビの河野景子さんが11月28日、元貴乃花親方の花田光司氏との離婚についてコメントを発表した。河野さんは「相撲道に全身全霊注いできた貴乃花を間近で見てきた23年間たくさんの学びがあり、多くの出会い、そして喜びもありました」と自らの結婚について振り返り、「2人で話し合い下した決断です」と円満離婚であることをアピール。その上で「共に歩んできた元夫への尊敬の念と感謝の心は失うことなく」と綴っている。彼女の結婚について芸能ライターが振り返る。
「1988年に入社した河野景子は1991年、女子アナとしては珍しく特派員としてパリに1年間滞在。この時の経験が大きな転機となったようで、1994年3月にフジテレビを退社しています。退社後の10月には貴乃花との交際を始め、貴乃花はその直後の11月場所に全勝優勝で横綱昇進を決めました。場所中に河野は30歳の誕生日を迎えており、自らの誕生日を優勝で祝ってもらったも同然です。そして翌年5月には貴乃花と結婚しますが、この時すでに妊娠6カ月。つまり横綱に昇進した直後の貴乃花と、子作りに励んでいたことになります」
そんな河野さんの23年にわたる結婚生活を巡っては、相手選びが成功だったのか、はたまた失敗だったのかと格好の噂になっている。その答えは本人しか知る由もないが、著名人との結婚が少なくない女子アナのなかでも現役力士との結婚は異例だ。では、他の女子アナはどんなお相手を選んできたのか。河野さんと同じフジテレビ出身者の結婚模様について、芸能記者が続ける。
「河野と同時期に大きな話題を呼んだのが、1年先輩の中井美穂。彼女は1993年からヤクルトの古田敦也捕手と交際しており、シーズン終了後の1995年12月に結婚。河野と並ぶ大物スポーツ選手との結婚として注目されたものです。そして同期では、今年亡くなった有賀さつきさんはフジテレビの上司だった和田圭氏と結婚するも4年後に離婚。八木亜希子は外資系金融機関に勤める大学の同級生と結婚し、夫の勤務先であるニューヨークに転居しました。河野の1年後輩の3人はいずれも一般人と結婚しており、田代尚子はリクルート社員と、現・アナウンス室部長の佐藤里佳は商社マンと、そして木幡美子は職場結婚しています。他に目立つ嫁ぎ先としては、3年後輩の近藤サトが5代目坂東八十助(後の10代目坂東三津五郎)と結婚するも、2年後に離婚。同じく中村江里子はフランス人実業家と結婚してパリ在住となりました。そして6年後輩の木佐彩子は元プロ野球選手の石井一久、同じく富永美樹は『シャ乱Q』のまことと結婚しています」
最近では「ゆず」の北川悠仁と結婚した高島彩や、芸人・おばたのお兄さんと今年結婚したばかりの山崎夕貴アナなど、著名人とのゴールインは幅広い。そんな女子アナたちが結婚23年後にはどうなっているのか。まずは河野さんの幸せを祈りたいところだ。
(白根麻子)