滝沢秀明が12月5日、都内で催された自身のディナーショーにて、大晦日恒例のジャニーズカウントダウンライブにタッキー&翼として出演することを発表した。
今年9月に解散していた滝沢と今井翼による人気デュオ・タッキー&翼の“再結成”が伝えられたのは、タッキーの地元である八王子のホテルで開催されたディナーショーの終盤。「12月31日、カウントダウンライブに出演します。タキツバで!」との宣言には思わず泣き出すファンもいたという。
「そもそもこの2人の解散は不祥事や問題行動があったという理由ではなく、方向性の違いや今井の体調などが背景にあったためであり、そんな2人にラストステージが与えられていなかったこと自体が不自然だったとも言えるでしょう。また、タッキーはプロデュース業への転身後もジャニーズ事務所に在籍し続けますが、すでに9月に退所している今井が12月にジャニーズのカウントダウンライブに出演するというのは異例の事態ともいえます。どうやら滝沢側がファンからの要望を受けて今井へ直談判し、今井側も快諾していたようです」(エンタメ誌ライター)
ジャニーズに所属していない人間をカウントダウンライブの舞台に立たせるという“ウルトラC”すらも可能にしてしまうのが滝沢秀明の手腕と人望の厚さということだろうか。ネット上でも一夜限りの再結成について「ファンに公の場で挨拶できるのは良いことだと思う」「ジャニーさんがタッキーのために用意した花道。翼くんの共演を切望したのはタッキーでしょ」「さすがファンを大事にするタッキー」と、タッキーの男気を称賛する書き込みが多く見受けられた。
また、滝沢は同ディナーショーにて「後輩たちも最後にバックをやりたいと(言ってくれている)。仲間たちにもステージを通じて感謝の気持ちを伝える時間になったら」とも述べ、ファンだけでなく、彼らの背後で踊り続けた若きジュニアたちにとっても感慨深い大晦日となりそうだ。
(木村慎吾)