女優・有村架純が主演する教師と教え子の“禁断の愛”を描いたドラマ「中学聖日記」(TBS系)の第9話が12月4日に放送され、有村演じるヒロイン末永聖と岡田健史演じる黒岩晶とのキスシーンが再び大きな反響を呼んでいる。
「晶の父の消息を訪ねて島へ渡った二人。豪雨に見舞われキャンプ場の坂道から転がり落ち行方不明となった聖を探し出した晶は、聖を背負って山小屋へ。そこで聖が『黒岩君(晶)が好き』と思いを改めて告白、抱きしめ合い唇を重ねるのですが、視聴者からは『綺麗過ぎてヤバい』『キスシーンながっ!』『久しぶりにどきどきした』といったコメントが数多く寄せられています」(テレビ誌記者)
二人のキスシーン効果なのか、今回の平均視聴率は7.8%。前週・第8話の視聴率を上回り、自己最高視聴率を更新。しかしその一方で、“時すでに遅し”の声も上がっている。
「放送開始当初から、中学生と教師の“禁断の恋”には設定にムリがあるという声が上がっていました。ですから、3年が経過して晶が18歳になったという設定でも、二人の恋を“純愛”と見ることには抵抗があるようです」(女性誌記者)
それだけではない。ドラマの中で25歳から28歳になった聖を演じる有村の容姿にも問題があると指摘する声がある。5日に配信された「日刊ゲンダイDIGITAL」では、“イメージは『あまちゃん』出演時の20歳の“アイドル女優のまま”といった意見や“パンパンの童顔で頬肉が落ちてない”。つまり、禁断の恋に落ちる教師に見えないと指摘している。
11月末に公開された映画「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」でも、有村はシングルマザーの鉄道運転士役を演じているが、こちらにも「シングルマザーには見えない」との指摘があり、公開初週の週末映画ランキングで9位と観客動員もいまひとつだ。
「国民的女優と言われた有村も、この辺りで大きなイメージチェンジが必要なのではないでしょうか。11月下旬に行われた『中学聖日記』の打ち上げの席で、有村は涙ながらに『今はこの役を誇りに思う』と語っていました。今回の悔しさを糧に“大人の女優”に変身してもらいたいですね」(夕刊紙デスク)
来年3月にはNHKの朝ドラ「ひよっこ」の続編が放送される。イメージチェンジを図るなら、その後が絶好のタイミングだと思うのだが…。
(窪田史朗)