芸能界のご意見番を目指しているのか、芸能界の事件やアクシデントにコメントを発することが多い、お笑いタレントの土田晃之。彼の発言にはこれまでにも「浅い知識で語っている」「松本人志クラスになってから言うべき」と批判の声が上がっている。そんな土田が貴ノ岩の暴力事件と上沼恵美子に対する暴言についてラジオでコメント。今まで以上の大ブーイングが巻き起こっているのだ。
批判を浴びた発言は12月9日放送のラジオ「土田晃之 日曜のへそ」(ニッポン放送)で飛び出した。貴ノ岩の事件では付け人の制度について好きなサッカーを引き合いに出し、「(相撲のような)縦社会の厳しい時(の日本)はワールドカップに行けていない」と疑問視。さらにクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシが「しごかれてうまくなったとは思えない」と指摘し、付け人制度を批判した。
「さもサッカーに詳しいような発言をしていますが、土田は『イニエスタ』を『イエニスタ』と呼んだ男ですから(笑)、ファンから『偉そうに言うな』という声が出るのもしかたありません。そもそも日本サッカーには相撲のようなきついしごきをしていた時代なんてありません。縦社会ではありましたが、相撲クラスのしごきは早くからなくなっていましたよ」(スポーツ紙記者)
上沼恵美子への暴言事件については「番組で正面切って意見を言うのならいい」とし、ネットで批判したことを激しく非難。さらに「1人で意見しているなら100歩譲っていいけれど、数人でとなると中学生レベルですよね。とにかくだせえな」と切り捨てた。
「これもファンには『お前が言うな発言』と取られています。土田は今年7月、自分の後ろ姿を写した写真をネットで公開した一般人に対し、『マジぶち殺しに行く』『事務所が動くかもしれないから気をつけてね』と同ラジオ番組で殺害予告ともとれる発言をしています。この発言のほうが“中学生レベル”で“とにかくだせぇ”と思われています」(芸能ライター)
にわか発言を連発し、すっかり好感度を下げてしまった土田晃之。起死回生の一手はあるだろうか。