間近に迫るバレンタインデー。恋人や好きな人だけでなく、お世話になっている人や親しい人にもチョコレートを送るという人が多いが、複数人からチョコレートをもらう男性からすると、「どれが誰からもらったものか、わからなくなる」ことも多いのだそう。
何も、モテる男性だけが複数人からもらうわけではなく、チョコレートの数は仕事の内容や立場によっても変わるものです。
気になる人や、自分を売り込んでおきたい人が複数のチョコレートをもらう相手だったとき、どのように自分の存在感を出せば良いのでしょうか。
インパクトがあり、かつ好感度の高いバレンタインの贈り物とはどんなものか、何人もの相手からチョコレートをもらう男性たちに話を聞いてみた。
まずはバーテンダーのSさん。毎年女性の常連さんたちからいくつもチョコレートをもらうというが、
「和菓子屋さんのものだと覚えやすいですね。パッケージも他のチョコレートとは違った趣なので、受け取った際に『珍しいな』と思って覚えやすいんです」
パッケージの段階で他とは違った雰囲気を出すと、もらったときの記憶が定着しやすい‥‥。ということは、和菓子店のものに限らずいろいろ工夫ができそう。
たとえば無地の赤一色、白一色などのシンプルなものだったり、箱ではなく瓶詰めのものにしたりすれば、「赤いのをくれたのは○○さん」「瓶は○○さん」と覚えやすくなるかも。
次は部下の女性たちから毎年もらうという会社員のTさん。
「どれが誰からかは覚えてますけど、中でも『いつもご指導ありがとうございます』とカードの添えてあった女性には好感を持ちました。女性としてというより、こういう気遣いのできる社員は評価したいなと」
義理チョコであっても小さな気遣いをプラスすることで、社会的評価が上がるということだ。
さらに、20代会社員のHさんは、こんなエピソードを挙げてくれた。
「職場でみんながチョコレートをくれる流れの中で、他の人と同じようにいかにも義理ですという見た目のチョコレートをくれた同期の子。でも、会社帰りに呼び止められて、『ごめん、こっちがホントに渡したかったやつ』ともう一つくれたんです。みんなの前では恥ずかしかったんだ、と思ったらカワイイな~と急に好感度が上がりました」
一度だと義理か本命か判断がつかなくても、二度渡しテクニックなら確実にインパクトあり!
せっかく渡すのなら、好きな相手であろうとなかろうと、何らかの好印象を残しておきたいもの。皆さんもぜひ、インパクトを残す工夫をしてみましょう!