クリスマスといえば、ローストチキンに代表されるように、肉料理が定番ですよね。これらは、きちんと中まで火を通すのが調理のポイント。でも、やり過ぎてしまうと、肉がかたくなってしまうことも。そこで、クリスマスを楽しく美味しく過ごせるよう、肉をやわらかくするテクニックをご紹介します。
料理研究家の浜内千波さんの著書「野菜と肉は、6対1で召し上がれ:健康な体をつくる栄養のおいしいお話」(PHP研究所刊)によると、肉をやわらかくするには、砂糖が有効なのだそうです。例えば関西風のすき焼きでは、まず生の肉の上に砂糖をふりかけますよね。これによって、みるみるうちに肉がやわらかくなるのだとか。また、鶏のムネ肉は、砂糖と塩と酒で蒸すと、やわらかくてジューシーに仕上がるそう。とはいえ、ダイエット中などでは「砂糖は使いたくない」という人も多いと思います。そんなときには、野菜や果物の甘みで代用すると、糖分の過剰摂取を防ぐことができるそうですよ。
明治の食育のサイトでは、肉をやわらかくする知恵として、ヨーグルトが紹介されています。なんでも、肉をヨーグルトに漬け込むと、乳酸が肉の筋繊維をほぐすことから、細胞やコラーゲンの成分を含んでふくらみ、肉質をやわらかくジューシーにしてくれるのだそう。漬け込む時間は30分以上をメドにするといいのだとか。
肉をやわらかくするテクニック、ぜひマスターしてクリスマス料理に生かしてみましょう!