12月19日放送のニュース番組「news every.」(日本テレビ系)にて、同番組のキャスターを8年間務めたアイドルグループNEWS・小山慶一郎の降板が発表された。小山は「多くの方にご迷惑とご心配をおかけいたしまして、心からお詫び申し上げます」という謝罪文をしたため、番組内で紹介されている。この唐突な発表の背景には、前日18日発売の「週刊女性」の記事が影響していると思われる。同誌では小山の近況を報道している。
小山といえば、未成年女性との飲酒が発覚し、6月8日から芸能活動を自粛。同27日から芸能活動を再開したが、キャスターを務めていた報道番組「news every.」(日本テレビ系)への出演はずっと見合わせていた。
「その『news every.』ですが、“日テレアワード”という年間を通して放送された番組に与えられる局内表彰で、同番組が団体最優秀賞を獲得したそうです。小山が抜けても高視聴率をキープしていますし受賞は納得ですが、逆の見方をすれば、小山がいなくてもいい番組を作れるということであり、そうした声も局内にあがっていることも同誌に紹介されていました。今回の降板発表も、小山サイドがそういった空気を敏感に感じ取ったものだと思われます」(テレビ誌ライター)
一方、放送日は未定とはいえ、アイドルグループKAT-TUNの中丸雄一と過去2回にわたり、メインMCを務めたバラエティ番組「おたすけJAPAN」(フジテレビ系)からオファーがあったという。
「『おたすけJAPAN』は、世界中の困っている人のために日本の技術者や職人を現地へ派遣し、助けるという内容です。過去の放送では、小山も“おたすけ”の調査をするなど体を張って頑張っていました。次の放送でも人助けの努力を印象づけることができれば、イメージ回復につながるかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
自らの活躍で、自分を「おたすけ」するしかないようだ。
(石田英明)