壮絶DVと3000万円の使い込みが報じられたムード歌謡グループ・純烈のメンバーで振付担当の友井雄亮が1月11日に単独で記者会見を行い、グループからの脱退、芸能界からの引退を発表した。
スーツ姿で会場に現れた友井は、報じられた女性たちへのお詫びの言葉を口にして深々と頭を下げた。会見で友井は目に涙を浮かべながら「報道されたことはすべて事実。自分の甘さが今回の結果を招いたと痛感しています」と述べ、今後の活動について問われると「純烈のスローガンに反することをしてしまった。純烈から脱退し、芸能界から身を退きます」と宣言した。
ネットには「他のメンバーが気の毒、脱退は当然」「紅白に出て有名になった矢先なのに残念」といったコメントに混じり「逃げずに、立派に受け答えをしていた、友井雄亮の今後の人生を応援したいし、今年の紅白にも出場して欲しい」と、友井そして純烈の今後にエールを送るコメントも多く寄せられた。
「会見での受け答えは、率直で良かったと思います。しかし、それでも今年の紅白となると、難しいでしょうね。1994年から2017年まで、24回連続で出場していたTOKIOも、山口達也が問題を起こして脱退した昨年は出場できなかったわけですし」(芸能ライター)
かつて友井が所属し、芸能界での第一歩を歩み出したのがジャニーズ事務所というのも、不思議な縁なのかもしれない。
純烈は「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京系)の1~3月期エンディングテーマとして、昨年の紅白でも歌われた「プロポーズ」が使用される予定であったが、取りやめとなることが決定したほか、頻繁にゲスト出演していた「うたコン」(NHK)でも、声がかかりにくくなることが予想される。
「昨年、この『うたコン』での積み重ねが紅白出場につながったことを思えば、非常に惜しい。また地道に、ファンを含めた世間に対するイメージ回復が命題でしょう」(前出・芸能ライター)
TOKIOの歩んだ道が、純烈の道しるべとなるか!?
(石見剣)