1月7日から放送されている錦戸亮主演の月9ドラマ「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系)の視聴率が、2週連続で2ケタを記録し、好調を維持している。そのため、フジは恋愛ドラマから手を引く可能性があるという。
「かつて月9といえば、恋愛ドラマをメインに放送する枠でした。しかし近年、福山雅治主演『ラヴソング』や、西内まりや主演『突然ですが、明日結婚します』など恋愛モノの視聴率が大爆死。そこでフジは、昨年から刑事ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』や、弁護士ドラマ『SUITS/スーツ』など、数字が狙える題材にシフトチェンジし、2ケタを維持できるようになったのです。なので今後、恋愛ドラマの放送頻度は激減する可能性があります」(テレビ誌記者)
視聴者層が高年齢化する昨今、ドラマは、刑事、弁護士、医療モノなどが安定して視聴率が稼げると言われている。そのため、フジは次の月9で、放射線技師が主役のドラマを放送するという。
「1月18日発売の『週刊現代』が、次期月9に関する情報を掲載しました。それによると、放射線科を舞台にした医療漫画『ラジエーションハウス』を実写化するようで、主演は窪田正孝が務めるのだとか。窪田といえば、17年にフジで放送されたドラマ『僕たちがやりました』で、一時視聴率5%台を記録するほど苦戦しましたが、今度は医療モノということで爆死はなさそうです。すでにファンからは『窪田くんなら、うまく演じてくれそう!』と期待する声も飛び交っています」(前出・テレビ誌記者)
はたして「ラジエーションハウス」も、高視聴率の流れに乗ることができるだろうか。