昨年、ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と~」(TBS系)で、若年性アルツハイマー病に苦しみながらも恋人との愛を貫く女医を演じ話題となった女優の戸田恵梨香。理不尽な病に、必死に立ち向かう圧巻の演技は高い評価を得た。
「このドラマで、特に注目を集めたのは戸田の表情の演技。ヒロインの揺れ動く心情を見事に演じ切り、多くの視聴者が心奪われました。彼女の出世作のひとつに、映画化もされた『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)がありますが、『大恋愛』で女優としてさらに一皮むけたと言っても過言ではないでしょう」(テレビ誌ライター)
戸田は、2月22日公開予定の映画「あの日のオルガン」でも主人公・板倉楓を演じる。この映画は太平洋戦争末期の1944年、空襲から子供達を守るために日本で初めて保育園を疎開させるために奮闘する保母たちの姿を描いた作品だ。
さらに戸田は、2019年度下半期にスタートするNHK連続テレビ小説「スカーレット」でもヒロインを務めることが明らかになっている。
「『スカーレット』は、焼き物の里・信楽の女性陶芸家が主人公。このドラマで戸田は、がむしゃらな強さと明るさで波乱万丈の人生を生き抜くヒロインを演じます。戸田は今回の大抜擢について『撮影に関しては大変なこともたくさんあると思いますが、進化を期待して、共演者、スタッフと一丸となってやっていければと思います』と意気込みを語っています」(前出・テレビ誌ライター)
まさに女優人生、順風満帆…と言いたいところだが、ここにきて暗雲が立ち込めてきた。それは、戸田の“父親”の存在である。
「戸田の父親は、マスコミ関係者の間でも多弁なことで有名。今まで様々な俳優と浮名を流し、一時は“共演者キラー”と呼ばれた戸田ですが、マスコミの直撃取材で戸田から綾野剛を紹介されたことをあっさり語り、その上、松山ケンイチ、関ジャニ∞の村上信吾も以前、紹介されていたことまで暴露。さらに、父親は“右寄り”な思想の持ち主で、彼のSNSには過激な書き込みも多い。それが連ドラに悪影響を及ぼすのではないかと危惧する関係者もいます。しかし、一部情報によると本人も行いを反省したのか、現在はSNSを閉鎖したと言われています」(女性誌記者)
何ともやっかいな悩みの種。SNS閉鎖も“時すでに遅し”にならなければよいが。
(窪田史朗)