美貌のバイオリニスト、そして毒舌タレントとしても活動中の高嶋ちさ子。現在バラエティ番組でも引っ張りだこ。その歯に衣にせぬトークの評判は不動のものになりつつある。
「辛口トークで鳴る上沼恵美子や和田アキ子との違いは、見た目とのギャップ。50歳を迎え、黙っていれば超美人。俗に言う“ギャップ萌え”というわけです。一部の情報によると、彼女の冠番組がゴールデンタイムに進出するという噂もあります」(放送作家)
その番組とは、トークバラエティ番組「ザワつく! 一茂 良純 時々ちさ子の会」(テレビ朝日系)。そして、年2回のペースで放送されてきた番組「有田哲平と高嶋ちさ子の明日は我がミーティング」(TBS系)だという。今春からゴールデンに移行するという話なのだ。
「高嶋のようなキャラはテレビ業界において貴重です。いまや“女性版・梅沢富美男”とも呼ぶ声も」(前出・放送作家)
それにしても、本業がバイオリニストの高嶋が、なぜバラエティの世界でこれほど猛威を奮っているのか。
「去年の12月21日に、自身のツイッターに『来年から留学する息子にめちゃめちゃお金がかかる為、私はここで節約を宣言します』と書きこんでいます。彼女が“毒舌キャラ”を演じるのは、息子の留学費用のためでもあるのかもしれません」(女性誌記者)
高嶋と言えば、以前新聞のコラムに掲載した「ゲームバキバキ事件」が炎上したことがあった。息子が入院した際に、お見舞いの品として渡されたゲームを「宿題を終えてからやる」というルールを破ったことを理由に真っ二つに折って破壊した内容が、世間から非難されたのだ。
「その一方で、これが高嶋がブレイクするきっかけにもなりました。バッシングされても“上等だよ!”と信念を曲げない姿勢が、お茶の間の関心を集めたんです」(前出・女性誌記者)
そんな“炎上”も意に介さない姿勢の高嶋だけに、昨今、叫ばれるコンプライアンスの問題が気がかりか?
「高嶋はバラエティ番組においては、あくまで素人。テレビに出られなくなってしまっても“帰る場所”があるからこそ、存分に好き勝手言えるわけですから、制作サイドにとっては、まさに諸刃の剣と言えるでしょう。抑えた内容にすれば、視聴者の期待を裏切ってしまい、やりすぎてしまえば打ち切りという目も。その意味でも注目です」(前出・放送作家)
果たして高嶋は、息子の留学費を稼ぎ出すことができるか!?
(窪田史朗)