NHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」の新キャストが2月7日に発表され、ヒロイン役を演じる安藤サクラの実父である俳優・奥田瑛二が出演することが明らかになった。
「奥田が演じるのは、食品業界に大きな力を持つ衆議院議員・土井垣隆三。即席ラーメンを発明して大ヒットに導いたヒロイン・福子(安藤)の夫・萬平が、粗悪な類似品が溢れていることに悩んで、相談を持ちかけるという展開です。直接、娘のサクラと絡むことはないものの、強烈な説得力、インパクトが必要な役どころ。登場は3月上旬ですが、いまから期待の声が高まっています」(スポーツ紙記者)
これには奥田自身も「まさか、まさか『まんぷく』に呼ばれてビックリ!演じてビックリ!疲れた。笑った…僕の心はまんぷくだ!」とコメントしている。
NHKの朝ドラといえば、奥田にとって忘れられない思い出があるという。
「昨年10月、トーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際、奥田は母親への一番の親孝行は1996年に朝ドラ『ひまわり』に出演したことだと話しています。今回は、娘が主演を務める作品での朝ドラ共演。喜びもひとしおに違いありません」(前出・スポーツ紙記者)
2月8日、トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した奥田は、3歳と1歳になる孫娘たちを溺愛していると告白。
「ちょっとイタズラ心が起きて女性に電話しようと思っても、携帯の待ち受け画面の孫たちの満面の笑みを見ると、電話をかける気力が失せると明かしていました。実は去年の6月に同番組に奥田の妻・安藤和津が出演した際も、昔は外で飲み歩き、家に寄り付かなかった夫が、孫にメロメロですっかり家にいるようになったと話していました。孫が夜遊びの抑止力なっているのかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
しかし、そんな奥田を心配する声もある。
「常日頃から奥田は、『色気を保つためには、オスであること。顔やスタイルに関係なく、野性が必要』と持論を語っていますが、孫ができてからの奥田は骨抜き状態。このまま老け込んでしまわなければいいのですが」(前出・エンタメ誌ライター)
今年3月で69歳。しかし、奥田の魅力はやはり、野性味からあふれる色気だろう。
(窪田史朗)