女優・木村佳乃主演のドラマ「後妻業」(フジテレビ系)の第4話が2月12日に放送された。物語が終盤に差し掛かったところで木村多江を相手に壮絶な肉弾戦が勃発。これまで“薄幸キャラ”で売っていた木村多江に対し、驚きの声が上がっている。
「小夜子(木村佳乃)の新たな後妻業のターゲットになった幹夫(佐藤蛾次郎)を救おうと、認知症を患っている幹夫が暮らす施設に乗り込む朋美(木村多江)は、その場で小夜子と鉢合わせ。口論に及んだ2人ですが、幹夫に胸を揉み比べられ『(小夜子の腕を掴み)こっちの勝ち~』と言われ凹む朋美。しかし、ここから朋美の逆襲が始まりました」(テレビ誌ライター)
小夜子が「ざまあ味噌汁たくあんぽりぽり!」と得意の変顔で朋美を挑発すると、なんと朋美が「はあ?意味わからないし!」と言って変顔で応酬。ビンタ合戦に及んだ。
「驚いた小夜子が真顔になると『ノーリアクションかい!』とツッコミましたが、実はコレ、アドリブだったそうです。視聴者からも『木村多江さんのこんなおてんばなお姿が見られるなんて』と驚きの声を上げています」(前出・テレビ誌ライター)
最後はお互いに靴を脱ぎ、取っ組み合い。ついに朋美が大外刈りで小夜子をノックアウトするという結末に。
「公式ホームページの取材に答えた木村多江は、この壮絶なバトルについて『私はリアクション側だから、その場その場の小夜子さんにライブで答える。化学変化が起きやすいんですよ。自分でも思っても見ない言葉や顔が出て、このままオンエアしていいの?』『喧嘩シーンの翌日は、疲れ切って廃人になっています』とコメントしています。現場でも『こんな多江さん、見たことなかった』といった声が上がっているようです」(前出・テレビ誌ライター)
しかし、弾けまくる朋美役の木村多江を観て心配する声も。
「今までは“薄幸キャラ”で、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』でも、高畑充希演じるヒロインを健気に支える母親役を演じてきました。今回のドラマでさらに弾けまくると、薄だったり、良妻賢母な役柄を演じる際に、この“弾け具合”が思い出されて、重みがなくなってしまうことを懸念する声もあります」(芸能ライター)
そういった声もわかるが、どこまで弾けるのか、怖いもの見たさで見てみたい!?
(窪田史朗)