9月からスタートする戸田恵梨香主演のNHK朝の連ドラ「スカーレット」の新キャストが決まり、戸田演じる女性陶芸家の川原喜美子の幼なじみ、熊谷照子役として大島優子の起用が発表されたのだが、大島ファンの間ではモヤモヤが溜まる一方の出演のようだ。
大島は2017年8月からアメリカに語学留学のため渡航し、昨年に帰国。「スカーレット」は帰国後初、朝ドラは15年に「あさが来た」でのワンシーン以来の出演となる。そのため本人も会見で「シンプルにおいしいものを食べて、寝て、仕事してというふうに頑張っていきたいです」とクランクインへの意気込みを語っていたが、SNS上では〈優子はこの位置から脱しきれない〉といった、もどかしさの混じる感想が溢れているのだ。
「ファンは特に、AKB時代のあくまで“センター”で主役の大島を思い描いているのかもしれません。しかし14年に卒業以来、数多くのドラマや映画に出演し、主演も務めてきたものの、女優として鮮烈な印象は残せず、代表作もないまま中堅どころの30歳になってしまった。しかも今回の『スカーレット』では、同い年で芸歴では後輩である戸田の脇を固める役ですからね。業界関係者の間では、“最も売り出さなければいけない時期に仕事をセーブしてしまった”と惜しむ声が聞こえてくるほどです」(芸能記者)
元AKBメンバーの活躍で言えば、後輩の指原莉乃や川栄李奈といった名がすぐに浮かぶが、大島が女優として第一線で輝くのはいつの日か、ファンのやきもきは続きそうだ。