3月18日に放送されたバラエティ番組「10万円でできるかな ゴールデン進出SP」(テレビ朝日系)の視聴率が、13.1%だったことがわかった。この数字は、月曜ゴールデン枠で、高い数字だという。
「同番組は、10万円を元手に宝くじやガチャガチャなどを購入し、元が取れるか検証する番組です。最初は17年10月に深夜枠でスタートし、翌年のゴールデンSPでは12.8%の視聴率を獲得。そして今回のレギュラー1発目は、メンバーの玉森裕太が、宝くじで計51万6600円の高額当せんを達成し、過去の放送を上回る視聴率を記録しました」(テレビ誌記者)
これまでテレ朝の月曜ゴールデンは、「中居正広の身になる図書館」が放送されていたものの、視聴率が苦戦し、番組は打ち切りとなった。そして春からこの枠はジャニーズの後輩へと引き継がれたわけだが、今回の企画は中居でないことがプラスに働いた可能性があるという。
「中居といえば、一部では貯金額が100億超えとも噂される大金持ち芸能人です。そのため、彼がもし宝くじを購入し一喜一憂しても、視聴者に興奮は伝わらなかったことでしょう。なので若手のキスマイ起用は功を奏し、さらにユーチューバーのように、ただ宝くじを買うだけでなく、専門家の必勝法を紹介するなどした演出も、視聴者の興味を惹いたようです。ただテレ朝の深夜バラエティは、これまで多くの番組がゴールデン進出で失敗してきましたから、この勢いが続くかどうか心配の声も一部からあがっています」(前出・テレビ誌記者)
はたして次回以降も高視聴率を維持していけるだろうか。