モデルの加藤紗里とラッパーのTOMOROが3月28日放送の「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)にVTR出演し、マレーシアでの詐欺被害について怒りを露わにしている。
加藤とTOMOROが旅行先であるマレーシアで現金や貴金属を含む総額3400万円相当の詐欺被害に見舞われていたことは、3月27日に「デイリー新潮」が報じ話題となっていたが、どのような経緯で大金を奪われてしまったのかなど、騒動の詳細を「グッド!モーニング」からのテレビ電話取材にて明かした。
加藤の交際相手だというTOMOROによれば、カジノ目当てに訪問したマレーシアで知人から“外交官”なる人物を紹介され、そのまま同国での行動を共にしていると、深夜の食事後に警察官からパスポートの提示を求められたという。その場で持ち合わせていなかった2人は一旦パスポートを取りに帰ると、TOMOROは「戻ってきたらパトカーいなかったんですよ」と説明した。どうやら2人は外交官の車に貴重品や現金を置いたままパスポートを取りに帰り、現場に戻ってくる頃には“外交官”も“警察官”も姿を消していたとのこと。
ニセ外交官とニセ警察官による見事な連携プレーにしてやられた格好の2人だが、被害総額は現金と貴重品を合わせて3400万円相当だというから、「遊ぶはずのお金だったわけじゃないですか。だからやっぱり遊べなくなったことに関してはムカつきます」と加藤が怒り心頭なのも頷ける。
「先日は滞在していた韓国のホテルで火事に遭い、紙パン姿でスパから強制避難させられる災難も経験していた加藤。巨額の詐欺被害にも見舞われ、さすがの炎上タレントも今回ばかりは同情の声が届くかと思いきや、『不幸自慢で記事にしてもらって良かったね』『炎上商法の常習者』といった辛辣な指摘が寄せられ、詐欺被害についても『何だか同情できない』『本物の外交官は観光客に付き合うほど暇じゃない』『自分達に外交官が会いに来ることがおかしいと思わない時点でダメ』との指摘があります。そもそも詐欺グループの一員である“ニセ外交官”を2人に紹介してきた知人も一体どんな人物なのか気になりますし、色々と違和感やツッコミ所がある一件ですね」(テレビ誌ライター)
2人が3400万円相当を盗まれた詐欺被害者であることは事実だが、これほどまでに同情票が少ないのは、あまりにも脇が甘過ぎたというのも一因かもしれない。
(木村慎吾)