女優の佐藤仁美が、3月25日から4夜連続で放送されたドラマ「ひよっこ2」(NHK)に出演。「ライザップ」のプログラムによってすっかりスリムになった姿で登場して、ネット上で大きな話題となっている。
「『ひよっこ2』は、2017年に放送された朝ドラのその後を描いたものですが、当時の登場キャラのほぼ全員が出演するという触れ込みでした。佐藤はライザップで痩せたことが話題ですが、今回のドラマでは佐藤演じる太めキャラの角谷高子の扱いをドラマ内でどう処理するのか、どんなエピソードを盛り込むのかが話題になってましたね。もしかして出演しないんじゃないかという心配の声もありもました。そんな中、25日放送された、奥茨城に住む主人公・みね子の母・美代子(木村佳乃)、時子の母・君子(羽田美智子)、三男の母・きよ(柴田理恵)がお茶を飲みながら会話するシーンで、高子が痩せた理由が語られたんです。きよによれば、棚に隠していたお菓子の缶を取ろうと、高子が脚立に乗ったところ、体重で脚立が崩壊。高子はそれでダイエットを決意したことが語られたんです」(芸能ライター)
この展開は視聴者に大ウケ。ネット上では「見事にRIZAPを回収してる(笑)」「ちゃんとネタにしたんだ!脚本GJ」「本人が痩せたことをドラマでイジられるって新しいな(笑)」「それでRIZAPに通ってたのか(違う)」「名前は出なかったけど、RIZAPはすごい宣伝になったな(笑)」などの反響が起きている。
「ダイエットなど俳優さんの見た目の変化を、ドラマ内に入れ込むなんて、なかなか見れないですよね。これは脚本の岡田惠和氏の、登場キャラ、出演キャストへの愛のなせる業だったと評判ですね。脚立を壊すというエピソードも見事です。時代設定的にもNHK的にも『RIZAP』を出すわけにはいきませんからね」(前出・芸能ライター)
スポーツニッポンの記事によれば、岡田氏は佐藤の体型の変化が「僕を一番苦しめました」と語っており、ダイエット前のシーンの撮影で佐藤は、肉襦袢を数枚着ていたとのことだ。
また今回の続編では本編の登場キャラがほぼ全員出てくるのだが、ネット上では「あれからほぼ2年、キャストが誰も不祥事で欠けることなく勢揃いしたのは奇跡」といった声も。「3」にも期待が膨らむ!?
(石見剣)