俳優・ムロツヨシが、7月期にスタートする連続ドラマ「Iターン」(テレビ東京系)に主演することが明らかになった。2014年に放送された深夜ドラマ「新解釈・日本史」(TBS系)で連ドラ初主演を飾っているが、このドラマは1話完結で歴史上の偉人たちを取り上げるオムニバス形式。本格的な連ドラ初主演は今回が初めてなだけに注目を集めている。
「ムロが出演するのは、1月期、濱田岳主演の『フルーツ宅配便』、4月期、内野聖陽・西島秀俊W主演の『きのう何食べた?』など、豪華な俳優陣を配して挑戦的な作品を送り出してきたテレビ東京『ドラマ24』の枠。名バイプレーヤーとして知られるムロですが、ついに主役の座を勝ち獲りましたね」(テレビ誌ライター)
このドラマは福澤徹三氏の同名小説をドラマ化。左遷先の“修羅の街”で対立する二大反社会勢力に睨まれ、不幸の無限ループに陥る中年サラリーマンをムロが演じる。これまでも山田孝之主演のドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズなど、「ドラマ24」には何度も出ていたムロだが、今回主演するにあたって「ドラマ24と信頼関係を築いて、やっと今ここで真ん中に立たせてもらうと言うことがありがたいです(中略)僕自身、SとM両方持っていると思うのですが、今回はMを前面に出した方がいいなと思って演じています」と、振り切った役に対する意気込みを口にしている。
「昨年10月期のドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)で、戸田恵梨香と共演。ムロは、まさかの恋愛モノで高い評価を受けました。その効果なのかクーポンマガジン『HOT PEPPER』が行なった『2人きりでデート飲みしたい有名人ランキング2019』でも1位。これから主役としてブレイクする可能性は、充分にありますよ」(女性誌記者)
ムロが“主演男優としてブレイクする”と予想する、こんな意見もある。
「ムロは、俳優仲間の間でも顔が広いことで知られています。2017年のツイッターでは、41歳の誕生日を迎え『先日、誕生日を祝ってくれた、ムロ組です』のコメントと共に記念写真を公開。そこには、小栗旬、岡田将生、菅田将暉、柳楽優弥、山崎賢人らの姿が。さらに生田斗真、鈴木亮平、松本潤といった超豪華メンバーも誕生会に参加しています。ムロが主役を演じる映画やドラマに、こういった大物俳優が“友情出演”してくれるのであれば、今後主役クラスのオファーが増えるは間違いないですね」(制作会社プロデューサー)
名バイプレーヤーが、次々に主役を演じる昨今。ついにムロツヨシにもチャンスがやって来た!?
(窪田史朗)