お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰が、11年にわたって付き合ってきた彼女に公開プロポーズを行い、見事成功した。4月18日放送の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング3時間SP」(TBS系)でその一部始終が明かされ、春日の見せた男気に称賛の声が集まっている。
同番組ではプロポーズ成功の様子を紹介したあと、番組の公式ツイッターに寄せられた質問をブラックマヨネーズの小杉竜一が視聴者の代わりとなって春日に直撃。その中にファンを驚かせるやり取りがあったという。
「視聴者からは、結婚した後も『むつみ荘に二人で住み続けるのか?』というクリティカルな質問が。春日は東京・阿佐ヶ谷にある家賃3万9000円のアパートに住んでおり、芸人として成功してからは空き部屋になった隣室も倉庫代わりに借りているものの、若手時代と変わらない賃貸ライフを送っています。しかし結婚した今となっては風呂なしアパートに夫婦で住み続けるわけにもいかないのか、この質問には『風呂なしの部屋から一軒家に住みたいと言っていましたから、買いますね。やっぱり自分の城をね』と宣言。ついにむつみ荘を出る日が到来する模様です」(お笑い系ライター)
その春日は極度の倹約家ぶりで知られ、貯金は2億円を下らないと言われている。かつてバラエティ番組では、将来一軒家を買う際には高校時代も過ごした阿佐ヶ谷か、地元の埼玉・所沢にしたいと語っていたが、いずれにしても豪邸を建てるだけの財産があるのは間違いない。
そんな一軒家宣言に、地元・阿佐ヶ谷の住民からは「新居に引っ越さないでほしい」との声が続出しているというのだ。地元の事情を知るライターがその理由をひも解く。
「もはやむつみ荘は阿佐ヶ谷のランドマーク的な存在で、駅からの一本道では時々、春日への差し入れを手に『この辺かなあ』と言いながらきょろきょろとしているファンらしき姿も見かけます。地元の小学生が登下校時に『かすがー、かすがー!』と窓に向かって叫ぶ姿もおなじみ。それゆえ春日が引っ越してしまったら大きな虚無感が広まるのは間違いありません。また実際に引っ越した場合には、事情を知らないお笑いファンがむつみ荘を訪れ続けるでしょうから、治安面の心配もあります。そのため地元では春日がむつみ荘を丸ごと買い取り、そこに新居を建ててほしいという声も出ているほどです」
果たして春日御殿はどんな家になるのか。トレードマークのピンクになることを期待する地元民も少なくないようだ。
(白根麻子)